REAL ESTATE & WOODS JAPAN TOUR 2010 / 1103 (wed)

正に 今ッ!! 激リアルッ!! NOW NOWッッ!!
2010年型USインディー・シーンの両翼がカップリングで初来日なうなう!


contrarede presents
supported by Qetic


■Live :
REAL ESTATE(fromUS)
WOODS(fromUS)

OPEN 18:00
START 19:00


ADV. 4200YEN ( DRINK代別 )
DOOR. 4700YEN ( DRINK代別 )






主 催、企画制作 : contrarede
協賛 : Plancha / Art Union
協力 : Qetic、シブヤテレビジン

ticket :
contrarede web, (8/3~8/13)※枚数限定!!
PIA(P: 116-420), LAWSON(L:54108)
e+ ※9/4(土)発売開始
お問い合わせ : contrarede(03-5773-5061)


■REAL ESTATE
“不動産”なる奇妙な名前を持ったリアル・エステイトは、ハドソン川を挟ん だニューヨークの西隣、
ニュージャージー州郊外の幼馴染みによって結成されたバンドだ。ソングライティングを担当する
ヴォーカル/ギターのマーティン・ コートニー、ギターのマット・モンデナイル、ベースのアレックス・
ブリーカーの3人は、高校時代から数多くのバンドでプレイしてきたが、その中には、 ウィーザーのファースト・
アルバムを全曲コピーする“ブルー・アルバム・バンド”なるバンドや、現在はヴィヴィアン・ガールズの
メンバーとして活躍する キャシー・ラモーンの16歳の誕生パーティーで結成された、ストロークスのコピー・
バンドも含まれていたという(ちなみに、先日XLから南北戦争をテーマ にしたセカンド・アルバムを
リリースしたタイタス・アンドロニカスのメンバーも当時からの知り合いで、マーティンは一時期、
タイタス・アンドロニカスに在 籍していたこともあるそうだ)。その後ワシントン州オリンピアの大学
へ通っていたマーティンだったが、卒業後に地元でマット、アレックスと再会。マットの 大学時代の友人
だったドラマーのエチエンヌ・ピエール・デュゲイを誘って、リアル・エステイトを結成している。
マーティンがワシントン州の大学へ通ってい たことを考えると、どうしても90年代にサブ・ポップ
から作品をリリースしていたサニー・デイ・リアル・エステイトを連想せずにはいられないバンド名だ
が、何を隠そう、マーティンの両親は実際に不動産業を営んでおり、バンド結成当時、マーティン自身も
宅建免許の資格を取るための勉強をしていたことに由来 しているそうだ。

■WOODS
ヴィ ヴィアン・ガールズ、ウェイヴス…90年代初期のローファイ・ムーヴメントを想起させつつも、
全く新しい感性が横溢するバンドたちを輩出し、一躍シーンの メッカとなったブルックリンの新進レーベル、
ウッジスト。そのオーナーでもあるジェレミー・アールが率いるウッズは、もともとミネガーというパンク・
バン ドのメンバーだったジェレミーとクリスチャン・デロエックの2人による、フォーク寄りのサイド・
プロジェクトとしてスタートしたものだ。ミネガーではそれ ぞれドラムとギターを担当していた彼らだが、
ウッズでは互いに曲を持ち寄り、ヴォーカルも2人で分担。2005年にはジェレミーが主宰するカセット・
テー プ専門レーベルのファック・イット・テープスより、ファースト・アルバムとなるカセット2本組の
『How To Survive In + Woods』をリリースしているが、これはニール・ヤングやタイニー・ティムを
思わせるジェレミーのファルセット・ヴォイスと、いかにもパンク畑出身らし いエモーショナルなクリス
チャンの歌声が奇跡的なバランスで同居した作品で、特に2人のデュエットによる「Silence Is Golden」は、
涙なしには聴けない名曲だった。2007年にはルー・バーロウのセントリドーやマウンテン・ゴーツの
初期作品で知られるカリフォルニア のシュリンパーから、セカンドの『At Rear House』をリリース。
続けてファースト・アルバムもCDでリイシューされているが、この2作はどちらも当時ミネガーの
メンバー4人が共同生活を送って いたブルックリンの通称“Rear House”(ミネガーのファースト・
アルバム『I Was Born At The Night』のジャケットでその外観を確認することができる)でホーム・
レコーディングされたもので、アートワークも対になっていることから、デュオ時代 の2部作と言って
もいいだろう。翌 2008年、ウッズはミネガーのフロントマンであるジャーヴィス・タヴェニエルを
ドラムに迎え、ウッドゥン・ワンド&ザ・ヴァニシング・ヴォイスのメン バーであり、カスタネッツの
作品や、グリズリー・ベアーの『Yellow House』にも参加していたテープ・マニピュレーターのG・
ルーカス・クレーンも加えた4人組として、テキサスで毎年開催されるインディー・ロック見本 市、
SXSW出演を含むミニ・ツアーを行うことになる。ところが、このツアーを最後に、新プロジェクトで
あるリトル・ゴールドの活動に専念するため、クリ スチャンがバンドを脱退。残された3人はウッズ・
ファミリー・クリープス名義で、文字通りクリーピーなドローン・フォーク集をリリースしている
(レコー ディング自体は2007年)が、ほどなくヴィヴィアン・ガールズのキャシー・ラモーンとの
ユニット、ザ・ベイビーズでも活動しているケヴィン・モービーを 新ベーシストに加え、再出発し、
現在もその4人編成で活動している。